「ドタキャン」の覚悟

皆さんは「土壇場(どたんば)」という言葉をどういった状況で使っていらっしゃいますでしょうか。「土壇場」とは首を切る刑場を表しておりまして、言葉の意味合いとしては物音が決定づけられる瞬間を表しているのだそうです。首切りの刑を行うために、作られた土の壇を「土壇」というそうです。「土壇」は、お祭りや儀式などを行うために土を一段高くして作られた場所でもあるようで、「ドタキャン」はこの「土壇場」という言葉から派生されているようです。「土壇場」イコール、間際、ギリギリになってキャンセルをすると言う意味合いを表しております。まさか「ドタキャン」が首切場の意味を表していたとは思いもよらぬものですね。「土壇場」では刑を受ける際人などが日本刀などで首を切り落とされたそうですから、レストラン予約やデートの約束を「ドタキャン」する時には、首を斬られる覚悟で申し出るような覚悟が必要であるといった意味合いも含まれているように思えてなりません。皆さんは「ドタキャン」に、覚悟をもって申し出ていらっしゃいますでしょうか。近年「ドタキャン」というワードが飛び交っているのは、一度交わした約束を間際になってキャンセルする輩が増加していいるのではないかと思われます。レストランに団体予約を入れた若者たちが、簡単に当日キャンセルするようなニュースも飛び交いましたが、飲食店などへアポイントメントの無責任な「ドタキャン」はまさに罪人であります。

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